鳴海城
なるみじょう

■所在地:名古屋市緑区鳴海町城 ■立地:丘陵上 ■別称:根古屋城 ■築城年:1394年
■築城者:
安原宗範 ■遺構等:碑、看板

鳴海城址 公園が主郭付近

■歴史
 今川義元が織田氏に備えるために配下の勇将岡部元信を城に入れた。1560年の桶狭間の戦で今川義元が討たれたのちも抵抗を続け、信長は義元の首と引き換えにようやく降伏させた。城はその後廃城となった。

●現状(1999年1月)

 今川と織田の勢力の境目にあったこの地域は城や砦が多い。しかし都市化が進み、そのほとんどは宅地に埋もれている。鳴海城もそんな城の一つで、公園となっている本丸以外は宅地となっている。堀が残っているというが確認できなかった。公園の東にある天神社に石碑が建っているそうだが、当時は場所を知らなかったので見つけることができなかった。


◆場所