小幡城
おばたじょう

■所在地:名古屋市守山区西城 ■立地:丘陵端 ■別称: ■築城年:1522年
■築城者:
岡田重篤 ■遺構等:土塁、碑

小幡城主郭跡 わずかに残る土塁

■歴史
 織田氏に属する岡田重篤が築城したといわれている。
 1535年に松平清康(徳川家康の祖父)は織田信秀を討ちに尾張へ侵入し小幡城に入城したが、守山城において家臣の阿部弥七郎に誤って殺され、三河勢は総崩れとなって退散した(守山崩れ)。以後、小幡城は織田信秀の弟信光の居城となったが、やがて信光も殺され廃城となった。
 1584年の小牧長久手の合戦の際に徳川家康はこの城を修築した。家康の撤退後、秀吉はこの城を破壊した。

●現状(1999年2月)

 西城小学校の東の高台にある住宅地の一角に城址はある。一見するとただの空き地で、城の説明看板に気付くまでは何度通っても城址だとは思わなかった。荒れ放題でゴミ捨て場のようになっている。
 城址の近くに畑があり、そこに土塁らしきものがわずかに残っている。城址の東に道路が走っているが、おそらくかつての堀跡だと思われる。


◆場所

正確な場所を忘れました。この近辺です。