国道23号線の大高ICとJR東海道本線大高駅の中間に位置している。城址は公園となっているが、碑石と説明看板が一つあるのみで他に遺構の表示や縄張り図などの看板もなく、国指定の史跡というわりにはさびしい。本丸も、中心の広い場所なのかその中の少し高くなっている場所なのかよくわからない。広い曲輪もいくつか残っているが、どういった場所なのかわからない。唯一、大きな堀が残っているが、かつては二重の堀に囲まれていたらしい。
全体的には平山城の形状を残しているが、有名なわりには史跡としては整備されていない感じがする。
一番困ったのが、城址周辺は古い住宅街であるために自動車一台がやっと通れる道ばかりで、何度も行ったり来たりして、地元の方に迷惑かけたかもしれない。大高小学校のあたりに路駐できる余裕があるので、学校を目指したら良いと思う。ただし、大高城の目立った案内看板はなさそうである(小さいのはある)。
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