祖父江城
そぶえじょう

■所在地:稲沢市祖父江町祖父江中屋敷 ■立地:平地 ■別称: ■築城年:1466年頃
■築城者:
祖父江久豊 ■遺構等:

城址付近 堀跡?

■歴史
 1466年頃に祖父江久豊が築いたといわれている。久豊の子・信勝は関ヶ原の戦で福島正則に従い軍功があり、竹腰(稲沢市)に城を築いたが、大阪冬の陣で大阪方に内通したためにお家断絶となった。
 その後、横井時久が入城し、家康に代々仕えた。

●現状(2002年10月)

 祖父江町の東部にある永張寺と隣接する神明社と民家のあたりが城址といわれている。民家は、一族のご子孫と思われる横井さんのお宅である。この辺りは、周囲よりも一段高くなっており、城址らしさがうかがえる。東には、写真にあるような堀跡らしきものもあるが、城の範囲がわからないので何とも判断がつかない。昔の用水路の跡のようにも見える。


◆場所