明智城
あけちじょう

■所在地:岐阜県恵那市明智町 ■立地:山頂 ■別称:白鷹城 ■築城年:1247年
■築城者:
遠山氏 ■遺構等:曲輪、土塁、堀

主郭の様子
遠山氏陣屋跡

■歴史
 1247年に遠山景重が築いたといわれている。遠山氏は南北朝時代は足利尊氏に、戦国に入ると武田信玄に属したが、やがて織田信長についた。信玄は秋山信友に岩村城を攻略させ、戦いに参加した明智城主・遠山景行は敗れて自害した。長篠の戦後に信長は子の信忠に岩村城を攻略させ、このとき明智城も落城した。江戸時代になると一国一城令で廃城となり、麓に陣屋を置いて明治まで続いた。

●現状(1999年5月)

 岩村城へ行く途中に寄った大正村の近くがたまたま明智城であったため、奥さんを待たせて走って主郭まで全力疾走で上り、すぐに引き返したので細かく見ていないが、とにかく疲れた。今は明智町なので明智城だが、本来は明知城のようである。明智光秀生誕の地ということで光秀ゆかりの地が多く看板に載っていたが、光秀は土岐氏の流れの明智氏で遠山氏の流れではないので、これは観光用の創作ではないかと思うのだが、明智氏に詳しい方がいたら教えてください。


◆場所

日本大正村の有料駐車場に駐車して、町並みを楽しみながら歩くのが良いと思います。