大草城
おおくさじょう

■所在地:長野県上伊那郡中川村大草5033  ■立地:山頂 ■別称: ■築城年:
■築城者:
高坂高宗  ■遺構等:曲輪、切岸

主郭 主郭南側の曲輪
主郭からの絶景 主郭の桜
主郭西側の曲輪 説明看板
■歴史
 大河原城主・香坂高宗が南北朝時代初期に築城されたとされる。
 高宗は南朝方の宗良親王を迎え手厚く守護した。宗良親王は大河原を拠点に北朝方と戦ったが、南朝方の勢力は振るわず、30有余年を山里大河原に潜居した。
 1581年、織田軍の伊那侵攻後に廃城となった。
●現状(2022年4月)
 現在は大草城址公園となって、人々の憩いの場となっています。
 城址は桜の名所でもあり、桜の時季には素晴らしい景観を見せてくれますが、近くの高遠城が有名過ぎるので、こちらに比較的、観光客は多くありません。何種類もの桜が一斉に満開となる光景は素晴らしく、高遠城と比べても遜色ありません。桜を見に信州を訪れることがあれば、ぜひ寄っていただきたいところです。
 城址の遺構としては、主郭や曲輪が確認できますが、公園として手が加えれている部分もあると思いますので、どこまで旧態を留めているのかは不明です。

◆場所
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