はままつじょう |
■所在地:静岡県浜松市元城町 ■立地:台地端 ■別称:− ■築城年:1570年
■築城者:徳川家康 ■遺構等:曲輪、石垣、堀、模擬天守、復元天守門 |
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模擬天守 |
徳川家康像 |
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築城当時の石垣 |
天守地下の井戸 |
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復元天守門 |
井戸 |
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■歴史 |
もとは今川氏の引馬(曳馬)城があり、岡崎からこの地へ移った家康が引馬城を西に拡大するようにして近世城郭を築いた。もとの引馬は敗北を連想する言葉であるため、かつての浜松荘にちなんで浜松と改めたといわれている。
家康は1588年に駿府城に移るまで本拠とした。家康躍進の拠点となった城ということで出世城と評判になり、江戸時代になっても浜松転封を望む大名も多く、実際、浜松城主から幕府の要職に就いた者は多い。 |
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●現状(1998年6月) |
浜松市の中心部に近く、浜松城公園として市民の憩いの場となっている。遺構としては本丸付近の石垣程度だが、武骨な石垣が戦国武将の居城であることを実感させてくれる。天守台には天守閣は築かれなかったといわれているが、現在は三層の模擬天守が建つ。この模擬天守は天守台よりも小さいので、実際に天守があったらもっと大きなものになっていたはずである。
城内の庭園の池には、かつて話題になった人面魚と同じ種類の鯉がいる。
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●現状(2016年7月) |
妻の実家の近くなので何度か行こうと思いながら20年近く経ってしまいましたが、子どもの夏休みに浜松へ遊びに行った際に寄りました。
以前と違って公園内の木々が大きくなり、すっかり景色が変わっていました。模擬天守も外壁が塗り直されてきれいになってましたし、何より、本丸入口に門が復元されていたのに驚きました。この門は明治6年に解体されましたが、平成25、26年にかけて元の位置に復元されたものだそうです。
人面魚のいた庭園の池を探しましたがなかなか見つからず、木々に囲まれた窪地に池を発見しましたが、同じ池とは思えないぐらい様子が変わっていました。
浜松市の中心にありながら、とても自然豊かで気持ちの良い場所で、以前はもっとさびれた印象でしたが、散歩したり虫取りをしている子どもたちでにぎわっていました。 |
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◆場所 |
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