宇津山城
うつやまじょう

■所在地:静岡県湖西市入出 ■立地:丘陵上 ■別称:鵜津山城 ■築城年:1524年頃
■築城者:
今川氏親 ■遺構等:曲輪、土塁、堀、石塁

主郭(天守台跡の表示あり) 石塁

■歴史
 1524年頃に今川氏親が三河との国境監視のために築かせた。桶狭間の戦で今川義元が討たれると、今川氏の勢力は徳川家康に押され、宇津山城も家康の手におちた。

●現状(1999年3月)

 浜名湖に突き出た半島状の台地に城址があり、正太寺を挟んで東西に城址がある。半島の先端側の城址は家康が拡張した部分とされているが、現在は畑となっており、ビニールハウスが並んでいて踏み込めなかった。正太寺の裏山にある城址は看板も建ち、土塁や石塁も見ることが出来る。石塁は二の丸とされるところに残っている。ただ、主郭以外は草刈りなどがされていないので、単なる草むらである。


◆場所
 東の城