設計監理の流れは下の表のようになります。
設 計 業 務
1 設計の相談 『家を建てたいな。』と思ったらご相談ください。生活のこと、仕事のこと、夢のこと、趣味のことなど生活に関る、いろいろな考えをお聞きしながら、設計についてをご一緒に考えます。
2 初回設計提案 お聞きした相談の内容や敷地の条件から設計者としての提案をさせていただきます。
その提案からフィーリングが合うかどうかを判断してください。
3 設計契約 基本計画をおこなう前に設計監理契約をしていただきます。設計料は住宅の場合、総工事費の8〜10%となります。
4 基本計画 設計の骨格となる基本計画案を提案させていただきます。この段階で、お互いの意見をしっかり確認することで、より良い建築ができてきます。同時に法律関係の調査をおこないます。
5 基本設計 骨格となるコンセプトが練りあっがってきましたら、基本設計を行います。この段階で模型を製作 し、設計者の意図を、依頼者に確認していただきます。
6 実施設計 基本設計が納得いくものでしたら、実施設計に移り、詳細、構造、設備等の設計を行います。
仕上げのグレード、家具、設備等の仕様などこの段階で決定したことが実際の使い勝手工事費に直接関係します
7 建築確認申請 実施設計と同時進行で行います。申請提出先にも拠りますが、申請の審査に1ヶ月程度かかります。
監 理 業 務
8 見積り依頼 『実施設計が完了しますと建築会社に見積りを依頼します。設計事務所は見積もりが適正かをチェックします。依頼する建築会社は基本的に数社にお願いします。
9 建築業者決定 提出された見積書を元に建築業者の選定をします。特別な事情がなければ、基本的には最安値を提示した業者を選ぶ事になります。仮に、このとき予算内に工事費が納まらない場合は設計変更を行い予算との折り合いをつけることになります。
10 工事契約 建築業者が決定しましたら、工事契約を締結します。この際、設計事務所は監理者として契約に立会い署名捺印します
11 工事監理 建築工事が適正に施工されているか工程毎にチェックし、現場で生じるさまざまな問題に施主の立場に立って臨機応変に対応します。
12 竣工検査、引渡し 工事完了に際し、仕上りに問題がないか、引渡し前の検査を行います。又、建築確認の完了検査に立ち会います。その後、問題がなければ引渡しとなります。
竣工後もメンテナンス、改装等の相談は気軽に声を掛けてください