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田舎町には全然不釣合いの巨大サッカースタジアム
末っ子のサッカーチームが試合だっていうんで応援に出かけた
もちろんうちの息子はしっかり『補欠』ですf(^^;)
絵は試合が終わっての駐車場に歩きながら見つけた景色
絵の子供たちはもちろん赤の他人です。。。
今回も絵を描くステップを少し紹介します。。あまり参考にはならないでしょうけどf(^^;)‥‥
まずは下描き‥‥できるだけシンプルな方がいいよね。。。
説明のための線はできるだけ少なめにして、色が近いところはくっつけてしまう
まず空 。 。 。 。 時計台と外灯を残して刷毛で水を塗る
ウルトラマリンとアントワープブルー(両方青だね〜)の混色でムラになるようにベトッベトッってな感じに色を乗っける。
空の真ん中辺りは、ニューガンボージ。地平線に近いところはローシェンナをチロリンと置いてみる。
地面はコンクリートだけど、光の反射でキレイに発色してるんで、ちょっと遊んだ色を使う。
基本はローシェンナだけど、それが半乾きのタイミングでパーマネントローズをささっとウォッシュしたりする。
遠景の山と街並み。。。それと時計、外灯
アントワープブルーに少量のパーマネントサップグリーンを混色。これがこのステップでの基本色となる。
この色をごく薄く塗って、半乾きの時にちょっと濃い色で山陰をつける。ついでに街並みも輪郭中心に塗る
時計は同じ色にちょっとセピアを混色して、外灯さらに薄めてパーマネントローズをごく少量混色。
途中になるフラッグはパーマネントローズとニューガンボージの混色
ここまでは20号のちょっと太めの筆で描くと時間的にも節約
中景を描き始める。。この中景ってのが一番厄介。っていうか、ごまかしがしにくい。しちゃうけどf(^^;)
工場の屋根はセピアとローシェンナの混色でウォッシュ。半乾きのときにその色にさらにアントワープブルーを混色
で、色に変化を付けながら、気持ちのいいムラになるようにチョンチョンと色を落として、、生乾きの時にティッシュで
トントンと絵の具を吸わせてムラをさらにムラムラにする(こんな表現で分るのだろうか‥‥f(^^;))
中景の続き。今回もマスキングは使わなかったんで、柵などは6号の細い筆で塗り残しをしながら描きました
緑色はパーマネントサップグリーンにアントワープブルーを足して変化をつける
サップグリーンは耐久性がないと思われている方もあるかと思いますが、最近のパーマネントサップグリーンは
名の通り合成色なのでそこそこに耐久性が高いのでお勧めです。
土手の色はサップグリーンとセピア
こんなん描きながら‥‥完成画につながって行きます
40×30p ケナフ水彩紙
5/2004
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