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■■  出入り口  ■■
▼ 出入り口の建具の種類 ▼
 下の各図は住宅でよく用いられる建具と、内法幅75cmの廊下を示しています。
(1) ドア(片開き戸) (2) 片引き戸 (3) 引き違い戸
建具の枠の内法寸法は 内法寸法は75cmから 内法寸法は75cmから
75cmから80cm程度 80cm程度 80cm程度
車椅子との相性悪し   開けられるのは1/2
 
▼ 出入り口の必要な幅 ▼
<A> 部屋と廊下が並行なケース

<部屋と廊下が並行>
 車椅子は部屋から出入り口を通過し廊下に出るまでに90度向きを変えなければなりません。
 左の図は内法幅75cmの出入口、幅65cmの車椅子、内法幅75cmの廊下を示しています。部屋から出られないことはないでしょうが、相当やりにくそう。
 
<B> 部屋と廊下が直交しているケース

<部屋と廊下が直交>
 出入り口の幅が車椅子の幅以上あり、部屋に車椅子の方向を変えられるスペースがあれば対応できるので、移動に関しては大きな障害はないはずです。
 
▼ 対応策 ▼
<1> 小回りのきくコンパクトな車椅子を検討してみる
<2> ドアの場合、とりあえずドアを取り外してみる
 住宅で個人が使用する部屋の建具は半分以上がドアでしょう。車椅子の場合には間口の広い、引き戸のほうがはるかに使いやすいのですが、手っ取り早い対応策として、ドアを取り外してみるのも一つの方法です。
 それだけで、ドアの厚み分の3cmから4cm程度は有効幅が広くなります。あとは、開口部よりひと回り大き目の厚手のカーテンを取り付けておきます。
 カーテンやアコーディオンドアはどうしても、そこから熱が逃げてしまうので、冷暖房の効率は下がります。部屋側、廊下側それぞれにカーテンを取り付ければ、断熱性はいくらかは向上します。
<3>それでも不都合な場合は、出入り口の幅を広げる。

<間口90cmの開口部>
 左の図は、内法幅90cmの出入り口、幅65cmの車椅子、内法幅75cmの廊下を示しています。
 出入り口の広くなればなるほど、車椅子はそこを斜めに通過することができるようになり、部屋から廊下への移動が容易になります。
 

<間口120cmの開口部>
 内法幅120cmの出入り口の場合です。上の例よりは、さらに車椅子が斜めに通過することができ、部屋から廊下への移動は、さらに容易になります。
 

<3枚連結引き戸>
 左の画像は、3枚連結引き戸。引き戸が3枚あり、左右どちらからでも、その2/3が開きます。画像の例は、160cmの間口で約1mの有効幅がとれます。
 
<4>出入り口廻りの廊下の幅を広げる

<廊下の拡幅>
 出入り口廻りの廊下の幅を45cm広くした例。おそらく、こういうことはあまりしないでしょう。

 


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