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■■  屋外への移動  ■■

▼ スロープを使用する ▼
 緩やかな勾配のスロープなら介助者も楽ですが、設置にかなりのスペースを必要とします。住宅廻りの敷地に余裕があれば出来るだけ緩やかな勾配にするのが良いのでしょう。
■ ただ、実際に自宅にスロープを設置する場合には、狭いスペースでどう対応するのか、緩やかな勾配のスロープではなく、逆にどのくらい急なスロープでも介助が可能なのか、こちらの方が問題になると思います。
<スロープ、その1>

 スロープの勾配 1/9  スロープの幅 90cm
 踏込み部 幅 100cm(上りきったところの、水平部分)
 自宅に設置したスロープ、知り合いの鉄工所で作ってもらったもの。床面はチェッカープレート(表面に凹凸のついた鉄板)側面は脱輪防止のため、5cmほどのアゴを取り付けています。室内と屋外の高低差は40cmちょっと。この高低差を長さ3.3m程のスロープで昇り降りします。
 この勾配のスロープだと、小柄な母親(体重40kg弱)でも、体重56kgの父親の介助ができます。

▼ ちょっと 一言 ▼
 私自身が車椅子に乗り、上記の勾配のスロープで、介助なしで昇り降りができるかどうか試してみました。まず、片マヒの場合、片腕片足での操作では昇ることも降りることも自力ではできません。両腕が使える場合は、昇り降り共、なんとか自力でできます。ただ、途中で少しでも力を抜けば、車椅子ごと下に降りていってしまいます。そこでふんばりきれなければ、下降のスピードを制御できず衝突、転倒の危険にさらされてしまいます。
 一般の住宅は1階の室内の床面と屋外の地盤面との間に、通常40cmから50cmくらいの高低差があります。仮に1/15程度の緩やかな勾配のスロープが設置できたとしても、高齢者が車椅子でこれだけの高低差を介助なしで昇り降りすることはまず無理だと思います。
 
<スロープ、その2>

 スロープの勾配 1/5.5
 介護用品のなかには、このようなスロープも市販されています。自宅では別棟の部屋の出入りに使用。軽量で取り扱いも容易です。
 介助する者、される者、双方の体重差が大きくなければ、大体このくらいの勾配のスロープで対応できるはずです。私は、まずこのような市販のスロープで対応できないか、検討してみることを勧めます。介助側の持ち手のところにブレーキがあると安心。

 
<スロープ、その3>

 スロープの勾配 1/3.6
 車に乗せる時に使用しているスロープ。上二つに比べかなり急な勾配になっています。体重74kg、身長170cmの私は、体重56kgの父親を乗せ、実際にこのスロープを使用しています。
 やはり、これだけ勾配がきついと介助していても、ちょっと危ないなと感じます。やむをえない場合を除き、これは避けたほうが賢明だと思います。介助側の持ち手のところにブレーキがないと心配。

 
▼ 昇降機を使用する ▼
 介護用品のカタログに掲載されていた電動式のリフト。サイズは幅75cm、奥行120cm。スロープに比べ設置スペースが少なくて済みます。ただ、値段がちょっと・・・(定価48万円)
 私は実際に見たことも使用したこともありませんが、介助なしに安全に操作できるのであれば充分検討の余地はあると思います。
 
▼ 車椅子用 階段 ▼
 訪問リハビリでお世話になっている理学療法士の先生から教わりました。時間の取れた時に図示してみます。

 


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