最初にオークションで購入した45連LED。1個450円。
通常の砲弾型LEDを放射状に45個装着したものです。
色はアンバー(オレンジ?)
ところが。
目視できるほど暗いのです。
アンバーが元凶か?
レンズをつけるて斜めから見るとこんな感じですが、正面から見ると暗いのです。
その原因は。
見にくいですがノーマルの電球。
フィラメントの中心が正面から見えます。
つまり発光中心が正面から見えるので明るく見えるわけですが。
対して45連球はと言うと、突き出しが短いため天板の数個しか見えません。
しかもLEDは正面しか照らさないため、この場合斜め45度方向しか照らしません。
で、3チップLEDを27連装した最強の球を購入。
3かける27ですので81連装となります。
レンズ無しだと直視できません。
レンズを付けてもこのとおり。
これは81連球を正面から見た図。
電球の全長が長いため、サイドの発光部分が正面から見えるうえ、元々の明るさが段違いなので、反射板がちゃんと仕事してますねー。
リレーはノーマルを使うと超ハイフラッシャーになりますので、トヨタ用のLED対応品に交換します。
トヨタ用はピンアサインが同じためボルトオンです。
しかも、電球にも対応しますのでもしLEDが壊れてもすぐに電球に戻せます。
ただ、球をLEDに交換してリレーをICに換えても、ウィンカーが左右同時に点滅してしまいます。
これはメーター内にあるインジケーターが原因で、インジケーターが右ウィンカーの回路と左ウィンカーの回路を短絡してしまうためです。
そのへんにあった封筒の裏に書いたもので申し訳ないのですが、これがメーター照明の配線です。(2枚目の写真参照)
1から9までの数字がコネクターの入力端子です。線に書かれたプラスとマイナスが電流が流れている方向です。
ご存知のように電球はどっちからプラス電流が流れても点灯します。
しかしLEDは電流が流れる方向が決まっていますので、このような配線図にのっとり、電球の端子の向きを指定しないと点灯しません。
そしてこの図の中で唯一プラスマイナスがわからなかったのが、4と8の、ウィンカーインジケーターにつながる端子。
それは、ウィンカーの仕組みが悪さをしているから。
ここのインジケーターは右のウィンカー配線と左のウィンカー配線をまたぐようにつないでいて、右のスイッチを入れると8から4に電流が流れ、左のスイッチを入れると4から8に電流が流れるのです。
電球の場合はそれで点灯しますので何も問題はありませんが、インジケーターをLEDに換えると、電流の向きによってどちらかがつかなくなってしまうのです。
それならば、電球のまま使えばいいじゃんと思ってみても、電球そのものが左右の回路をつなぐバイパスになってしまい(つまり、右のウィンカーをつけた場合、実際は右の前後のウィンカーとインジケーターを点灯させた残りの電流が左のウィンカーへも行っているのですが、10Wのウィンカー球をつけるほどの電力ではないので左はつかないわけでして。ところが、そこにあるのが0.1Wで点灯してしまうLEDだとしたら、ついちゃうんですねー。左のウィンカーも。)どっちにスイッチを入れてもウィンカーが4個とも点滅してしまうのです。
平たく言えば安上がりなハザード回路ができるわけですな。
まあ、インジケーターをLEDにして、左右の配線にインジケーターのプラス端子へ一方通行で電流を通すダイオードを追加して、反対側の回路へ電流が行くのを防止する回路を追加すればいいのですが、めんどくさいので今回は左右のフロントウィンカーへの配線を分岐して、それぞれにインジケーターをつけちまうことにしました
そのために左右各1個、インジケーターを自作しました。
まずは電流制御のための定電流ダイオードをLEDにハンダ付け。
リード線をつけます。
絶縁します。
カー用品店で売っているベゼル。
LEDをセットします。
全体を熱収縮チューブでかためます。
フロントウィンカーからの分岐線をカシメます。
バッテリーにつないで点灯テスト。
ダッシュボードに6mmの穴を開けます。
ベゼルの受けをセット。
ベゼルを押し込みます。
右のウィンカーをつけるとフロントウィンカーから分岐している右側のインジケーターのみ点灯します。
左もOK。このように左右独立させることで問題なくウィンクするように。
当然ウィンカーも同時点灯。
これで完了・・・・・の筈でしたが。
点滅の滅状態。インジケーターがウィンカーオンと同時についてしまい消灯しません。微弱電流が流れている模様です。
ちなみにこっちが点滅の点状態。
結局解決せず、そのまま使ってます。
ウィンカーを切れば消灯しますので。

SMD3チップLED電球1個900円×4個。
トヨタ用ICリレー1500円。
緑インジケーター1個300円ぐらい。
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