逃げるということ
あらゆる危険や意外性は全ての生き物に平等にある、 問題はその中でどう生き抜くかだ。 そういう戦いにどう対処するかはそれぞれだがね、 逃げたり隠れたりするのも戦い方の一つに違いない。 そこに優劣はない。 そうやってみんな色々な可能性を試していくんだ。
「ブギ−ポップ」(上遠野浩平)より抜粋
逃げると言うと、良くない印象を抱かれがちですよね。
しかし、古来「三十六計逃げるに如かず」と言うように、逃げることだって立派な戦術の一つです。
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」と言うのも、自分の現在の状況と、相手のそれとを冷静に考えて、勝ち目がなければ戦わないということでもあります。敵と見れば突撃することしかしないのでは、それこそ命がいくつあっても足りないということになってしまいます。
必要のない勝負は避けること、現状で勝ち目がないなら勝負を先送りすること、それは大切な判断です。
無理をして自分を壊してしまったり、勝負を急いで失敗しては、誰のためにもならないです。
「今なら行ける、なんとかなる」と思える時が来るまで、エネルギーを蓄えること、休息を取ることも準備の一つですし、必要な勇気でもあります。
特に、心にゆとりを持つこと、休める時間を確保することは大切なことです
逃げることも戦いかたの一つなんです。