共感

共感するというのは、とても難しいことだと思います。
テレビや週刊誌などを見ていると、人の痛みや、悲しい話しを聞くことを、多くの人は喜び、期待しているかのようです。
そうしたことで、自分がそんなにひどい状態にないことを確認したり、優越感を持つことで心を支えているのかもしれません。
ボランティアも、その内の何割かは、一緒に活動するとか役割分担とかお手伝いとか、そういう色合いよりも、優越感を持つとか、評価されたいとか、そういう歪んだものがしめているように感じます。

それはやはり共感とは呼べないです。

人の痛みや悲しみに想いを致すことは、とても難しいことです。他の項でも書いたかもしれませんが、その人の痛みはその人にしか分からないものだからです。相手の人が伝えようとしてくれたり、精一杯表情や態度からうかがっても、それは自分の中の情報に照らし合わせた推測でしかない・・・。

人の喜びや幸せに、心から「よかった」って思えること、これも羨望や嫉妬が邪魔をし、自分と比べて自分自身を蔑んだりしてしまったりして、簡単なことではないと思います。

人の痛みを真摯に受けとめ、喜びを一緒に感じられること、油断したら失われてしまう、大切な感覚だと思います。

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