昆虫の営み 3
(10)空を舞うクリオネ
雪虫1

  寒い地方では、この虫が舞うと、間もなく雪が降る、という言い伝えから名付けられた雪虫。
  正体は、アブラムシの仲間のトドノネオオワタムシです。
  愛知県でも晩秋に見えるこの幻想的な光景も、同じアブラムシの仲間です。

雪虫2

雪虫3

 空中を飛ぶというよりゆったりと舞う姿は、とても優雅です。
 アブラムシというより、流氷ともに現れるクリオネに似ているとは思いませんか?

  トリミングしていますので、画像が荒れていますがご容赦ください。

雪虫4

 とても小さな虫なので、飛んでいる姿の撮影には骨が折れました。
 おっさんのズボンに止まった姿ですが、撮影中は足を動かせないので、脚が引きつりそうになりました。
 しかしジャージがこんなきれいに織られているのには感動しました。

ホームへ 昆虫メニュー3へ