11 #1 栄光のカーナンバー





 話はTVシリーズの翌年の第11回GPX。
 前年度チャンプのハヤトは追う立場から追われる立場にまわり ……というところから「11」はスタート。

 で す が



 まず注目するべきはOPのハイネル様でしょう!
 シャープで神経質そうなご尊顔はフツーにしてても微妙に不機嫌そうなところがイイ! キラリと光るメガネが知的なカンジでさらにイイ!! 見目麗しい、というのとはちょっと違いますが、見栄えする人だなーと思います。
 ハイネルとは別の意味で見栄えがするのがグーデリアン。こっちは「派手」っぽくね。 でもOPではドライバーってカンジで普通に格好良かった。この男は真剣にしてるとマトモなのに、 いつものあのヘラヘラ具合はどうなのか…と、ハイネルは思っていることだろう。 でもそれが彼のいいところだと思いますよ、監督。


  本編冒頭、記者会見のグーハーは何か座り方からして個性が見えて、 短いながらも良いシーンでした。

見ようによっちゃ、婚約会見に見えなくもない‥‥
ハイネルが不満そうなところとか(笑)
 ハイネルはこう、完全武装でどこからどんな質問がきてもいいようにガードしてるカンジ。 記者席睨みつけてるんで、音声ナシだとうっかり不祥事を起こした会社の社長が 釈明会見開いてるように見えちゃいます(笑)。対してグーデリアンは余裕具合が 彼らしいというか何というか。「何でも質問しちゃって、何でも答えるから〜」 とか言いそうでハイネルを戦々恐々とさせていることだろう。
 そしてやはり周囲が気になるのはレース展開よりも二人の間柄らしい。
『犬猿の仲のこの二人。マシンの出来よりも別の問題の方が成績に関わりそうだ』 とか言われちゃって、そんなこと心配されるチームってどーなのよ(笑)

 この時、解説シーンの背景でも期待を裏切らない二人は当たり前のように喧嘩に 突入してるんですが…
 そのシーンすごく好みだった!
 何か文句があったらしいグーデリアンがすごい勢いでハイネルに食ってかかって (解説入ってるから音声は聞こえないのよ!ああ、グーは何を言ってたんだっ!!) ハイネルは一見冷静そうに見えてますが、あっという間にこめかみに怒りマークを出し (この人絶対、クールじゃない…)詰め寄ってきたグーの胸を押し返す→ グーがハイネルの襟元を掴み上げる→殴り合いの喧嘩、という展開に。 まあそんな流れは予想通りだったのですが、注目すべきは
 ハイネルが詰め寄ってきたグーの胸をトン、と押し返すところ!!
 ここですよ、ここっ!!ぐいっ、と押し返すんじゃないんですよ!トン、と軽く触れるようにして押し返すんですよっ!!例えば、殴る、とか肩に触れるとかだったら、まあそれほど親しくない間柄でもやると思うけど、胸を押すって!それも軽く押し返すカンジって!しかもそれがフレンドリーなアメリカンからじゃなくて堅物のドイツ人からなんてっ!!
 これって相当親しみがないと出来ないと思うネ!
 グーもすごい不満そうな顔で半眼とかになってるけど、 それはいなされたことに対する不満であって、そういう触れ方には違和感を持ってないっぽい。 というかないだろう(確信)

 す ご い 萌 え た ! ! (/ω\)

 ありがとう、サンライズ!うっかり、このシーンだけで「『11』1話から良い話だった」 とDVDを終了させても良いぐらいだったよ!……いえ、続きもしっかり見ましたが。
 もちろん、この後の喧嘩も面白かったよ!二人とも片手で拳つくって殴ろうとしてるけど
 もう片手は握り合ってるんだよ!
 ぐぁ〜!もう、こやつらってどーなのさぁ?! 何だか見てるこっちが照れるのよ〜!!
 いつもこんな喧嘩しているというのは背後にいるゼックのクルー達によって証明済。
 向かって左側の二人は身を乗り出して鑑賞中。「お、始まったな、やっちゃえ〜」みたいな顔。 一方、一番右の人はぽっけに手を突っ込みながら「またやってるよ、この人たち」という呆れ顔。 右から二、三番目の人も「いやもう監督とドライバーの喧嘩はこのチームの名物だよ」 「こんなのが名物ってチーム的に問題ですよ…」みたいな雰囲気で。シュトロゼックの 面々は毎日大変だ!
 以上、脳内勝手にアテレコ劇場でした。いやでもホント、こんなカンジよ?

 ああ、いかんいかん。のっけからグーハーしか語ってないや(今更)。閑話休題。


 ストーリーはタイムアタックから。トップを期待されているハヤトですが、 マシンの性能やメンタル面での差が結果に響き、ポールポジションを落としてしまう。
 私は見ているうちに主人公に感情移入してしまう方なので、ハヤトが愕然としているところは 見ているこっちが痛かったです。彼の焦燥は見ていて辛い。まだ15歳だから 仕方がないことだとは思うんだけど、そんなこと言っても手加減してくれないのがプロの世界。
 そして第一戦のブラジル。立ち直れないままレースに挑んだせいか、ハヤトはノーポイントで終了。 焦りが順位を落とし、それがまた焦りの原因となる悪循環にハマっている模様。 あわわ、ハヤトしっかり!

 第一戦のグーさんはスタートからさっそく出遅れてます(笑)。 すると当然怒る監督。任せると言った言葉を撤回するぞと不機嫌を隠すこともせずに言いますが、 さらりと流す余裕を見せるグー。でも私としては
 その「任せる」と言っていたハイネルが見たかったですよ!
 どんなツラして言ったんだ!どういうシチュエーション言ったんだ!ピットでか? 無線でか?まさか二人きりの時とか言わんだろうなっ!!(←コレ希望)。 まあここら辺は妄想たくましくしておくとして。
 ヘラっとしていたグーデリアンですが、さすがはレーサー。 やるときゃやるってカンジで追い上げを見せて結果は2位。ハヤトを抜く時の、 ものすごい真剣な顔なんか、やばいよ、惚れそうだよと思ったね!グーデリアンは 意外に堅実で粘り強い良いレーサーなのかもしれないなぁ (今まで彼をどう思っていたんだという発言)。

 続く二戦、三戦と、ハヤトは引き続き成績がふるわず、 三戦にいたってはリタイアという事態に。ここまでの総合ランキングは、 ランドル、グーデリアン、新条の順で。ランドル強いな。さすがサーキットのアマデウス。 でもアマデウスというと、私はどうしてもコレを想像してしまってもにょもにょ。


 ハヤトが癇癪を起こして周囲にあたったりと不貞腐れていたところ、 CF界の野生児、大友さん登場。どうやらレーサー止めてアナウンサーやってるみたいです。 TVの方よく覚えてないけど、そんな展開だったっけ?
 まあともかく、大友さんに渇を入れられるハヤトですが、まだ立ち直れずに一人街を彷徨い歩く。 そのうち雨まで降ってきて散々なことに。
 落ち込みながら帰って来たハヤトはアスラーダに乗り込み、今回最大の見せ場、 アスラーダとの会話へと突入。
 アスラーダのパートナー発言は一度目に見た時は普通に感動したけど、何回か見ているうちに 何やら凄絶な関係だなぁと思うようになってきました。
 悪い意味ではないですよ。ただ、ハヤトはまだ子供だから精神的に未熟だし、 人間なので判断ミスもしてしまうこともある。サーキットでそれは文字通り命取りに なる場合もあるし、ハヤトが仄めかしたようなレーサーをやめることになるかもしれない (←これはアスラーダにとっては致命的じゃないかと)。それでも自分の、 もしかしたら明暗を分けるような決断の一切を逡巡なくパートナーに委ねられるというのは、 強い絆であると同時に、他に類を見ないほどの苛烈さの上にしか成り立たないのではないかと 思うんですよ。
 アスラーダ、もうマシンとしては見られないよ。 彼にはもう独立した人格を当たり前のように見てしまう。
 何にせよ、いい二人だと思うわ。


 と、ここでようやく立ち直ったハヤトが挑む5戦のオーストラリア。 復活するとさすがに前年チャンプ。強い強い。 今までの不調が嘘のように、マシン性能の差も何のその、 首位に返り咲きました。
 や、まだ総合ではランク下だと思うけどね。
でもとりあえずホッとしたよ〜!

 そして5戦でのグーデリアンはものの見事にシュティールクラッシュさせていた(笑)
 案の定、ピットのハイネルはものすごく怒ってる。 ホント、ものすごーく忌々しそうに「愚か者めが」とか言ってるのよ‥‥。 クラッシュしたグーさん本人はありゃ〜 という顔して可愛かったのに。
 この時のハイネルは
 呪いで人が殺せるならグーデリアンを確実に殺していたと思う
 というほど怖かった。後でグーデリアンが、こってり絞られることは間違いないな。 あー、その展開を考えると、こっちは思わずニヤニヤしちゃうね!


 新条とミキがハヤトについて語っているというシーン。に見せかけたデート。 この二人は普通に応援してやりたいカプです。新条はマシンに乗ってる時は鋭い顔してるけど、 それ以外はやたらと穏やかになったみたい。「去年のオレと同じ〜」というシーンは 頼れる先輩っぽかった。ミキちゃんは良いカレシを見つけたなぁ。
 とこちらが油断していたところに、二人の隣を歩いていくグーハー。 突然だったからびっくりした!
 手元のボードを真剣に見入っているハイネルにの後ろを、キャンギャル引き連れた グーデリアンが歩いていくというあまりにも奴らっぽいシーン。
 目ざとく新条とミキちゃんを見つけたグーデリアンが、さっそく新条を「あんまり女の子を 泣かしちゃだめよ〜」とからかう。覿面に真っ赤になる二人。 そんな玩具を見つけた子供のようにノリノリなグーさんのところに、 ものすごく不機嫌そうな顔したハイネルが戻ってきて「よさんかバカモノ!」 とやたらイラついた口調で、グーデリアンの耳を引っ張って連れ去っていく……

 …って夫婦かよっ!!  (ノ>ロ<)ノ ⌒┫

 何だその人目をはばからないラブっぷりはっ!まあでも
 知ってたけどねっ! (゜-゜)
 きっとハイネルは新条とミキちゃんに気付いてたけど、 そっとしておいてやろうと思ったんだろうな。 だから二人の方を一瞥もしなかったに違いない。優しいね、さっすが監督! まあ、そんな気遣いもグーにぶち壊しにされましたが(笑)


 久しぶりに見たら、意外にランドルが好みのタイプでした。ハヤトがリタイアした時も、 挑発に乗ってこなかった時も、すごく悔しそうな顔してたし、 ああ、この子は本当にハヤトと対等な存在でありたいんだと思うと、いい子だな〜と思うわけだ。
 ランドルはもっとこう、ワガママなイメージがあったけど、意外にそんなこともなかった。 それは私の記憶違いなのか、ランドルが成長したのかが、微妙なところですが。
 意外と言えばまじめ執事だと思ってたグレイスンが何故か突然ギャグ担当になったのも意外だった。 でも一番意外だったのは、服にエンブレムくっつけまくってたグレイスンに向かってランドルが 「我慢してたがグレイスン、それは今回限りにしてくれ。」と言ったところ。
 我慢してたのかランドルっ!!
 お坊ちゃまが我慢を覚えたことにびっくりです。その場で上着を脱げ! とか言い出さないところが本当に我慢してるっぽいっ!ランドル良い!あんたイイよっ!!
 ところで「フロイラインあすか」だって。そういえばランドルの出身はオーストリアだった。 ということはドイツ語を普通に話すんだ。そーかそーか。ハイネルと話す時はドイツ語で 会話してほしいなとか思ってみる。 ドイツ語分からないグーさんがそれにイライラしてくれるとステキだ。


 あーなんか普通に面白かったよ。CF。
 途中でハヤトを応援したいのかグーを応援したいのか迷いましたが、 見ている時はハヤトでした。でもハイネルが出てくるとグラっと心が傾く(笑)。
 CFはリアルタイムでTVを見て以来だったので、彼らが動いて喋って いるだけで楽しめました。




■ 今回の失敗 ■
 「11」見る前に同人描きはじめちゃったせいで大変なことに気付きました。

 私ハイネルの服間違えて描いてる!
 背景も色々カンチガイしてるっぽいっ!!

 後者はともかく、前者は致命的だよ。ぐあー。とにかく資料がほとんど無いのが駄目だった! そんな見切り発車でガツガツ描き始めたのがよくなかった!今から修正ってちとキツいな どうしようかな。もうこれでいいやということにしようかなダメかなと迷い中。
 というか実はまだSGMとスタンピードの服もよー知らないのでピンチだったりする ……うーん、とりあえず2話見てこよ(←何かを放棄した模様です)。


■ サーキットのポリグロット ■
マシンの話には違いない
 実際、この二人は二ヶ国語ぐらいならヨユーだと思うんだ。 個人的にランドルはドイツ語、英語、日本語は話せて欲しい。 ハイネルは加えてフランス、中国語もお願いします。


■ 重箱の隅 ■

お土産?  大友さんのスペシャル牛乳。注目すべきはビンにテーパがかかっているところ
テーパとは円錐形状加工のコトです  この角度が何やら牛乳の鮮度によかったりするのかもしれないけど、真相は不明。




  /

( 2007.01.20 )