今回のテーマ → 『萌え語り』
いつもと変わりませんがな(笑)
1.小難しいことを言い出す独
どんな人間を嫌いかと問われて「コインを千回投げて、五百回表が出たという人間」
と答えるハイネル。グーデリアンはさっぱり意味がわからないと思う。
「確率が二分の一なんだから五百回表が出るのはフツーじゃねぇの?」とか。
いやいや、グーさん、それがフツーじゃないんだな(笑)
なので、「バカモノ、任意の数の間には統一性がないに決まっているだろう」(←まだ難しい)
「はぁ?何言ってんの?警察?」(←この人は『任意』といったら『同行』しか出てこない)
というかみ合わない会話が続く。
つまりハイネルが何を言いたいかというと「確率は長期的に見た結果から求められる
代数論 → 確率が二分の一というのは、コインの表裏の比率が近づくということではなく、
コインを投げた回数の累積に表裏の差異が誤差程度の問題になるということ → 千回
投げてぴったり五百回表が出るという発言はものすごく胡散臭い → まず間違いなく
嘘を言っている → 嘘つきが嫌い」というとってもまわりくどい言い方をする。
そして嘘つきが嫌いというのは自分が嘘つきだからというオチ。
結局、何を言っているのかというと、自分が嫌いだと言ってるんですよ、ハイネルさんは。
でもそんな自嘲的な言い方はしないのさ。グーデリアンの猛反発にあうということも
わかってるしね。
しかし何気に加賀は理解してそう。別に小難しく省略したところをわかったわけではなく
「千回投げてきっちし半分になるなんてありえねぇだろ → こりゃ嘘ってコトだな → まあ
この人も本音を誤魔化してばっかだし → そんな自分が嫌いってことか」みたいなね。
加賀は何気にすごく頭いい人っぽい。しかもハイネルのような人工的な頭の良さではなく、
あくまでもナチュラルで。もとがずば抜けてるからロクな勉強してこなくても正解を掻っ攫っていく
タイプじゃないかな。ハイネルはもとからそこそこあった資質に教育で作られた秀才タイプだと思う。
そしてグーデリアンは普段は正解からは程遠い間違いあたりをふわふわ漂っているけど、
自分が大切だと思うことは見誤らずに間違いを躊躇いもせずに手を伸ばして勝ち取るタイプ。
ま、彼らはそんなイメージですのよ。
2.ハイネルはいつグーデリアンを好きになったか
まあこれも話によって諸説様々あると思いますが。
今ブームなのは、シュトロゼックに引き抜くためにグーデリアンを観察するようになってから
好きになったという展開。ヤツのあまりの無防備っぷりに「こんな付け入る隙だらけでよく
今まで無事だったものだ!」と驚愕したりして。もちろん、グーさんは気性の荒いタイプだから
自分の敵には容赦しないし、やられたらきっちしやり返すタイプで周りもそれを知っているから
容易には手を出されないとは思う。
思うがっ!ハイネルが今から飛び込んで行こうとしているのは、良心を欠片まで売り払った
人の姿をした悪魔達が限られたパイの奪い合いのために日夜駆け引きを繰り広げる苛烈なゼロサム
ゲームの世界なので、まだまだグーデリアンでは甘いと思う。レーサーもゼロサムには違いないけど、
あそこはほら、騎士道精神がまだ生きている世界だと思うのよ。
ハイネルはそういう海千山千の中に入る準備はちゃんと出来ているの。誰にも付け入る隙を
与えないだろうし、自分も良心をある程度まで手放す覚悟もしていると思う。
しかし、そんな中に醜聞だらけの無防備なグーデリアンを引き入れるというのはかなり
危険な賭けではないだろうかと迷ったりして。まかり間違えばシュトロゼックと自分の未来の
一切合財を失うことになるからね。
だからどうする、とかいって観察しているうちに、彼の人間的な魅力的に惹かれていく
っぽいよ。ハイネルは足元をすくわれないように権謀術数で対処するけど、それをグーさんは
カリスマで抑えるみたいな。
だから自分とは全然違うけど、彼をシュトロゼックに入れても大丈夫だろうという結論には
なると思う。その紆余曲折でうっかり心を持っていかれちゃったりもすると思う(笑)
しかし、ハイネルはやっぱり色々計算してるだろう。ここから先はどういうハイネルを
想像するかによって違ってくるけど、一番計算高いハイネルさんだと、適当に雇った女を
グーデリアンにあてがって決して深入りさせないようなところで手綱を握ってたりする。
もちろん自分は痛いよ。だって彼を好きなんだからね。でもそこはそれ、経営者としての
彼は理性と感情をざくっと切り離して考えてますから。
だってたちの悪いのにひっかかったらレーサーとしても危なくなりそうじゃないですか、
グーデリアンは。
でももしそういうのに引っかかって「妊娠したから責任とって」とか言われたら、
ハイネルは即座に手を打ちそうだ。例えばその彼女の醜聞(半分ぐらいはでっちあげ)
をマスコミにリークしてことの争点をずらしたり、そんな時のためにとっておいた別の
チームのヤバイネタを表に出したり。そして、一方では一連の騒動でシュトロブラムス
(が株式公開をしている上場企業だとして)下がった株をまとめ買い → 騒動落ち着いた頃(妊娠
云々はガセだったので株価は上がるとかするわけよ)に売り払う → 儲けをシュトロゼック
の資金にあてる
とかやってるといい。それだけじゃなくて株を大量取得した時には、本社にずかずか乗り込んで行き、
父親にむかって「この株をライバル企業に安値で売り渡したり、あなたの経営方針に口を出されたく
なければ私の言うこと聞いてください」とか脅し賺しを水面下ですすめ、
マスコミ相手の情報操作もやってくれるといい。あ、もちろん本人はライバルに売りつける気も、
株をいつまでも所有しておく気もさらさらないですよ。ただの脅し。
……ん?そうして色々考えてみると、妊娠しましたとかいう騒動もハイネルが仕掛けた
罠とかだと面白いね。そうすれば、グーデリアンを罪悪感にどっぷり浸からせて主導権を握れる、
シュトロゼックの資金調達ができる、マスコミ(と事と次第によってはFICCY)
に貸しを作れる、といいコト尽くめじゃないですか!ああ、そうだ。コレ絶対ハイネルが企んだ
悪事だよ!(笑)
だってほら、ここで一度自分達(自分、グーさん、シュトロゼック)の名声を落としておいてから
引き上げると世間の目も甘くなるし、そうすればしばらく何やっても叩かれないだろうし。
特にマスコミは同じ轍を踏みたくないだろうから、今度何かヤバイことを見つけても及び腰
になるだろうしね。
ついでにマスコミにはここで貸しを作った恩を笠にきて、
適当な企業の情報を引き出させて、その間に受け皿会社とか作ったりしちゃったりもして、
LBOとか仕掛けちゃったりするといいよ(シュトロブラムスはともかく、
ハイネルとシュトロゼックには買収資本はないだろうからLBOあたりが妥当なんじゃなかろうか?
←適当なこと言ってみた)。そうしてさらにシュトロゼックとシュトロブラムスの
(チームと企業の)価値を上げてくれると何かやり手っぽくていいね!公式会見では
「今の私はシュトロブラムスとは何の関係もありませんから」とか心にもないこと言ったりして。
ほら、まだ後継指名されてないからさ。でもいずれは継ぐ気でいるし、
本人もそれを見越してシュトロブラムスの価値を上げるという相乗効果のある方法をとって
社長の後任人事がすんなりいくような実績をつくってるに違いない。
ああ、そんな汚い大人なハイネルってステキだなぁ……(うっとり)。悪魔っていうのは
こういう人のことを言うんだね。そうだよ、良心がない人間は悪魔とは言わないんだよ
(それはただの冷血漢)。本当に悪魔のような人間というのは、良心を行動指針に一切反映させずに、
行動と思想を完璧に切り離してどんな非道なことでもそれが必要だと思ったら
躊躇いなく実行する人のことを言うんだよ!
でも実際の話、経営者になるならそのぐらいの方がいいと思うよ。
私がシュトロブゼックのクルーなら優しい人間と破滅するより
狡猾な人間と生き延びる方を選ぶよ。しかし、このハイネルだと、そのうち誰かに刺されそうだなぁ。
……まあグーハー的にはそれもよし!(←いいのかよ)
ってアレ?初めの話は「いつグーデリアンを好きになったか」だったはずなのに、
いつの間にか「ブラックハイネル陰謀話」にすり替わっている(笑)
何かこういうの好きなのでついつい熱く語ってしまうんですよ。運命を賭けたカードを手に、
知性を刃に持ち替え研ぎ澄ませながら、陰謀野望の渦巻く世間を斬った張ったで渡り歩く
……みたいなノリって萌えません?
何かここまで書いたらこの設定↑のってきた(笑)
そのうち同人かどっかで描いてたりするかもしれません。続きももう少しグーハーっぽく考えて
あるけど、とりあえずここで止めておきます。よし、描こう!ってコトになって
全部ネタバレしてたらつまんないしねー。