SEIKOの秘密その10

またまた、SEIKOの秘密と言うより、贋物注意報です!!

この時計を見て下さい。



画像にしても思いっきり分かる、ケースの安っぽい質感と、品の無さ…。(苦笑)
何気に見ていると、それ以上は気が付きませんが・・・。



文字盤の12時位置に書かれているのは、『ASEIKON』です!!
?????? と笑ってしまいそうなブランド銘か、モデル名です。

明らかに『SEIKO』のロゴの前後に『A』と『N』を付けた様です。(笑)

なにを思ってのネーミングなのか、分かりません(いえ、なんとなくは想像がつきますネ!!)が
『ASEIKON』とは、ある意味では非常に良いセンスだと思います。(ぷ)
決して、モノの存在を容認している訳では、ありませんが!!

以前、紹介したワールドタイムの贋物と印字の感じや日付窓のデザインが同じなので
製造元も同じでは無いかと思われます。



裏ブタの加工もそれなりにやってあり、裏ブタ刻印だけ見ると
今度は、オリエント製の時計なのかと思ってしまいますが…。

しかし、どこを見ても非常にチャチです。

機械を見て下さい。
例によって悲しいくらいチープなピンレバーです!! 作りも、悪いです。
1石のSWISSパーツと思いっきり書かれています。(苦笑)



Aoは、例によってまとめ買いしたガラに紛れていたので、実害はありませんでしたが
お金を出して買ったら悲し過ぎます…。
もっとも、これをSEIKOの時計とは間違えないとは、思いますが…。(苦笑)

ガラ研では、「なんちゃってクロノ」としてピンレバーウォッチを取り上げていますが、
付加価値の無いピンレバーでは、旨みもなく触手も伸びませんね。(爆)

この時計に関しては、「SEIKO」銘を語っている訳ではありませんので、
『贋物』と言うより『紛らわしい』と言うべきかもしれませんが。