Process

1997年



もう2度と 花壇なんか作るものか と思っていたのに 

お花やさんで 新しい花を発見すると 買わずには いられなくて

次々苗を買っているうちに あっという間に花壇はいっぱい

もう 植えるところがな〜い


しかも ガーデニングブームによってイギリスで大人気という おしゃれな花が

沢山出回るように なってきました

しかし イギリスと日本では 気候が違います

日本の蒸し暑い夏は苦手 という植物がほとんど

しかも我が家の庭は 南に面していて 日当たりがいい上に

高い木があまりない分 夏の暑さといったら 並大抵ではありません

せっかく育てた植物も 夏の間にどんどん弱って枯れてしまうもの続出

本を読むと『夏の暑さに弱いものは半日陰で育てましょう』とあります

ならば 半日陰に花壇を作ろう! と新たに立ち上がったのです


幸い東側の隣家との境に 巾2m程の通路があります

そこに半日陰花壇を作ることに決定


しかし前回 土の悪さに ほとほと苦労させられたので

今回は レイズドベッド(上げ床) にすることにしました

子供が小さい時に作った砂場用に使っていたレンガがあったので

それを使うことにして 足りない分は買ってきました


今度は簡単! 少しだけ土を耕して

レンガを並べて 新しく土や堆肥を入れるだけ

でも土って 以外と沢山いるものなんですね

入れても入れても いっぱいになりません

ご近所の友人から プランターの古い土を沢山頂いて

やっと完成させることが出来ました


そこに 半日陰向きの植物を植えてみると 育つは育つは

順調すぎるほど順調に成長してくれました

レイズドベッドの威力と 土の善し悪しによって

これほど育ち方に差が出る事を 改めて認識しました

HPを作るとは思っていなかったので この花壇の写真は残念ながらありません m(_ _)m



1998年



それから1年後・・・

ガーデニングブームに助けられて 続々と出版される雑誌を見ているうちに

ムクムクと欲望が膨らみ テラスが欲しくなった私は

無謀にも また1人で テラスを作ろうと思ってしまったのです

巻き尺を持って庭をウロウロ

リビングルームから庭を見ては あれこれ構想を練って

テラスは長方形と半円形の組み合わせに決定!

テラスにつながる花壇も作り 大きな木も植えることにしました


半円テラスは 以前NHK「私のガーデニング」で紹介された庭をまねして作ります

中心を決めてを刺し 棒にひもを結んで 半径を決めます

ひもを頼りに 芝生に半円の切れ込みを入れ(もちろん包丁で)芝をはがしていきます

芝をはがした土の部分を なるべく平らにして レンガを並べます

レンガは運ぶ苦労を考えて 普通のレンガの半分の厚さの物を使うことにしました

それも 普通 のと 焼きすぎ の2種類を使って 交互に並べていくことに決定

流行のアンティークレンガに心惹かれましたが

大量に必要なので 金銭的なことも考えて諦めました

それが大正解で はがした芝の厚さと レンガの高さがほとんど一緒だったので

残っている芝生の庭と レンガのテラスに段差が出来ずに 上手く作ることが出来ました

芝刈り する時も 引っかからなくて便利です


普通の半分の厚さといっても 300個近くのレンガを1度に運ぶことは出来ません

100個ずつ買ってきましたが それでも車に乗せるとズシリと車が沈み込み

『大丈夫か?』と思わず声が出ます

この時はトラックが欲しいと思いました マジで(でも運転できないか)


レンガを並べる時も ひもが役に立ちます

レンガは縦 横交互に色を変えて(普通焼きすぎ)円の外側から並べていきましたが

目測でやると ずれてしまうので ひもに印を付けて合わせながら並べます

最後の方は 円が小さくて上手く並ばないので 適当に隙間を多くして

かっこよく見えるように 何とか並べることが出来ました


テラス丸いところに 四角い物を並べるわけですから

当然隙間が沢山出来ます

その隙間に砂を入れてレンガが動かないように固めれば

出来上がり!!

(隙間にある草はダイコンドラ クリーピングタイム ペニーロイヤルミントetc)

初めのうちは少し動いてしまうこともありますが そのうち動かなくなりますよ

それでも動いてしまう時は 隙間に這性の植物を植えましょう

レンガも 特に普通のは 真新しくて違和感がありますが

2,3ヶ月もすると 古びた感じが出てきます

2,3ヶ月が待てない人は 無糖ヨーグルトを塗ってみて下さい

すぐ白っぽくなって 古い感じが出てきます

現在のテラスの様子

現在のテラスの様子 2000.5.14撮影


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