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Ura Nikki
会話調で綴る裏日記

2003年 1月

2日(木) 幸せが訪れる予感。

 今日はなんぞあったか?」

 
「初詣に行ってきた。1年ぶりだ」

 「ま、普通1年ぶりやわな。で、何を願うて来たんや?」

 
「この1年、幸せにさせてくれ、と神に頼んできた」

 「そういえば昨日、そんなようなことを言うてたな」

 
「力一杯、全身で祈ってきたが、通じたかどうか」

 「ま、無理やろな。いちいちみんなの願いを訊いてたら、神サマも体がもたん」

 
「でもな、光が見えた」

 「何? 光?」

 
「そうだ。願いを捧げたあと、目をあけた途端、光線が目の前をサッと走ったのだ」

 「それは立ちくらみやろ」

 
「違う! ずっと立ってた」

 「じゃ、誰かに後ろから頭をどつかれたとか?」

 
「そんなんじゃない。特別な光だ」

 「特別な光? 何処かの怪しい宗教みたいやな。最近、壺を買ったりとかしてないか?」

 「本当に見たのだ。恐らく、あれは神の降臨に違いない」

 「降臨ね〜。単なる錯覚のような気がするんやけどな」

 
「いや、錯覚ではない。間違いなく本物だ。あの光のお陰で、今年はいい年になるに違いない」

 「ま、そう思えたんならええのとちゃうか?」

 
「ああ。幸せが、本当に訪れる予感が生まれた。あとはその日を待てばいい」

 「その日を迎えたら教えてくれ。ほなまた」


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