パソコンの部品として、CPU、マザーボード、メモリ、グラフィックボードについて説明する.
<パソコンの主要部品一覧>
CPU |
Intel Core2Duo E8400 |
マザーボード |
P5K-E |
メモリ |
UMAX 4GB Dual Channel DDR2-800 |
グラフィックボード |
GIGABYTE GV-NX96T512H
GeForce 9600 GT |
<一言>
選んだ基準としては、性能は高めで、コストパフォーマンスを最優先した。
CPU
CPUはまず大きく分けて、メーカーが Intel と AMD がある。現状(2008年中旬)では、まだ Intel CPUが性能面と価格面から一歩リードしている。
最近(2008年上旬)はクアッドコアが主流になってきているが、コストパフォーマンスを考えるとやっぱりデュアルコアがいい。
E8400は購入時点で約2万円したが、3Ghzで動作するコア×2なんで1コア1万円と考えると僕には安いと感じた。実際に使ってみて、ASUS AI N.O.Sを使って自動的にオーバークロックするよう設定すると(僕にとっては)早いと感じた。
ちなみにE8400は製造プロセスが最新(2008年年上旬)の45ナノメートルなのも製品選びに重要な点。製造プロセスが下がると消費電力削減やさらなる小型化が可能になる。
>> キーワード <<
デュアルコアCPU、 クアッドコアCPU、 45nm製造プロセス
マザーボード
マザーボードはまずメーかーがASUSであるかでしぼっていった。個人的には、GIGABYTEも好きだが、ASUSがお気に入りのメーカー。
オンライン上での製品についてのサポートが十分になされていて、新しいファームウェアやソフトウェアをチェックすることができる。
マザーボードメーカーは他にもたくさんあって逆に選ぶのは難しい。だけど、一般的にはASUSかGIGABYTEを選んでおけば間違いないと思う。
あとは、マザーボードに搭載されているチップセットが重要になってくる。チップセットによって対応CPUや対応メモリや対応FSBクロックなどが違ってくる。
また、もしRAIDを組むなら、オンボードRAIDコントローラがあるかないかも重要。
さらに細かく選んでいくとしたら、考慮する点として、マザーボードの付属品、チップセットクーラー、電源コネクターが4ピンか8ピンか、コンデンサーの品質などがあるがここでは省略する。
詳しくは、参考雑誌1,2へ。
>> キーワード <<
ASUS、 GIGABYTE、 チップセット
メモリ
メモリは、選ぶ項目として、
規格、動作クロック、容量、、バルク品かバルク品でないか
がある。
規格は、
僕がこの記事を書いている時点(2008年8月)では、DDR2-SDRAMが主流。後継の規格としてDDR3-SDRAMがあるが、現在では非常に高価なので、現時点ではDDR2-SDRAMが無難。
動作クロックは、
簡単に言うと、動作クロックによってデータの転送速度が変わってくる。いくらCPUのクロック数が早いといってもメモリの動作クロックが遅ければ、それがボトルネックとなって処理速度は頭打ちになる。
現在では、800MHzのものがコストパフォーマンスが最もいい。逆に、性能が1つ上の1066MHzのメモリはまだ高価。現時点では、800MHzのものが無難。
容量は、
容量は、使用するOSによって決まってくる。現時点ではまだデファクトスタンダードのWindowsXP 32bit版では、32bit分のアドレスしか認識できない。
だから、実質4GBのメモリしか使えない。だから、OSが認識できる最大の容量を確認してから購入する容量を決める必要がある。
もし、ERAMなどで仮想メモリ領域を作成するのであればOSの認識限界より少し多めの容量を購入してもいいかもしれない。
バルクかバルクでないかは、
この違いは単に、保障が付くか付かないかの違い。
バルク品は保障がつかない。一番安くすませたいなら、僕の選んだUMAXとかのブランド品を選ばず、ノーブランドのバルク品が最も安い。まあ、ブランド品は好みで選べばいいと思う。
>> キーワード <<
規格、動作クロック、容量、、バルク品
グラフィックボード
グラフィックボードは、パソコン内部で行った処理の結果を画像としてディスプレイに表示するためのパーツ。
搭載するグラフィックチップ(僕が購入したものだと GeForce 9600 GT にあたる)がCPUからの描画命令を受け、グラフィックメモリー上に指定された映像を描画し、これをディスプレイに出力する。
選ぶ基準としては、上でも出てきたグラフィックチップのグレードで値段が大きく3つに分けられる。ローエンド、ミドルエンド、ハイエンドの3つだ。
僕の選んだ GeForce 9600 GT はミドルエンドの製品。それでもセールで15000円した。無駄遣いかもしれない。マザーボードより高いんだから。
グラフィックチップを作っているメーカーもCPUと同じように2大メーカーがある。ATIとNVIDIAだ。ATIはRadeonシリーズ、NVIDIAはGeForceシリーズをラインナップしている。どちらかというと、評判はNVIDIAがいい。
上のグラフィックチップを選べば自然と値段も決まってくるので、まずチップを選ぼう。
あとは、ブルーレイなどの再生に不可欠なコンテンツ保護機能「HDCP」にも対応しているかを確認する必要がある。最近(2008年8月)では発売されるほぼ全てのグラフィックボードは対応している。これがないと、地上波ディジタル放送チューナーを持っていてもディスプレイで見れないなどのトラブルが起こる。
※注意点
巨大なヒートシンクやファンを搭載しているグラフィックボードはPCI2スロット分のスペースが必要になり、PCIスロット1つが使えなくなるので注意!!!
>> キーワード <<
グラフィックチップ、ATI、NVIDIA、Radeon、GeForce、HDCP
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