自作パソコンの作り方


   自作パソコンの作り方,便利なパソコン周辺機器,お気に入りソフトウェアを紹介!
   パソコンの部品選びから組み立て方法までを詳しく説明.参考雑誌も紹介!



■ はじめに


自作パソコンって難しそう...って思っている方でも、このページを見ていただければ、そんなことはないというのがわかると思う。

最近売れているパソコンは、ラップトップ(ノートPC)が多いようだが、壊れたときに中のパーツだけを交換するのが難しく、メーカーに修理に出したりしなくてはならず、めんどくさいと僕は感じる。

また、自作する自分にとっては非常に無駄な機能などがついていて、その分高くなってしまっていて、買おうと思わないのが現状。(EeePCは除く、理由はEeePCのページをご覧ください!)

もし、デスクトップパソコンを自作すれば、ほとんどのことがパソコン一台でできてしまう。

DVDレコーダーやオーディオコンポなんかがなくても5.1chでDVDもきれに見れるし、音楽も十分な音質で聞ける。最近では、地上波デジタル放送なんかも見れる。 このように自作パソコンは自由自在に機能を付け足すことができる。いろいろな機器で部屋の中が煩雑になるのも防げる。

パソコンの値段もそれぞれのパーツが初心者から上級者までの幅広い製品があるから、自分に合ったパーツを選ぶことができる。一度自作すると、もう既製品を買おうとは思わない。

このページを見てパソコンの自作に興味を持った方は、ぜひ試してみてください (^ ^)

自作パソコン写真1
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自作パソコン写真2
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自作パソコン写真3
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部品選び部品選び

パソコンの部品として、CPU、マザーボード、メモリ、グラフィックボードについて説明する.


 <パソコンの主要部品一覧>

CPU

Intel Core2Duo E8400

マザーボード

P5K-E

メモリ

UMAX 4GB Dual Channel DDR2-800

グラフィックボード

GIGABYTE GV-NX96T512H
GeForce 9600 GT


<一言>
選んだ基準としては、性能は高めで、コストパフォーマンスを最優先した。


CPU


CPUはまず大きく分けて、メーカーが IntelAMD がある。現状(2008年中旬)では、まだ Intel CPUが性能面と価格面から一歩リードしている。

最近(2008年上旬)はクアッドコアが主流になってきているが、コストパフォーマンスを考えるとやっぱりデュアルコアがいい。

E8400は購入時点で約2万円したが、3Ghzで動作するコア×2なんで1コア1万円と考えると僕には安いと感じた。実際に使ってみて、ASUS AI N.O.Sを使って自動的にオーバークロックするよう設定すると(僕にとっては)早いと感じた。

ちなみにE8400は製造プロセスが最新(2008年年上旬)の45ナノメートルなのも製品選びに重要な点。製造プロセスが下がると消費電力削減やさらなる小型化が可能になる。

>> キーワード <<
デュアルコアCPU、 クアッドコアCPU、 45nm製造プロセス


マザーボード


僕の購入したマザーボードのパッケージの写真

マザーボード写真


マザーボードはまずメーかーがASUSであるかでしぼっていった。個人的には、GIGABYTEも好きだが、ASUSがお気に入りのメーカー

オンライン上での製品についてのサポートが十分になされていて、新しいファームウェアやソフトウェアをチェックすることができる。

マザーボードメーカーは他にもたくさんあって逆に選ぶのは難しい。だけど、一般的にはASUSかGIGABYTEを選んでおけば間違いないと思う。
 
あとは、マザーボードに搭載されているチップセットが重要になってくる。チップセットによって対応CPUや対応メモリや対応FSBクロックなどが違ってくる。

また、もしRAIDを組むなら、オンボードRAIDコントローラがあるかないかも重要。

さらに細かく選んでいくとしたら、考慮する点として、マザーボードの付属品、チップセットクーラー、電源コネクターが4ピンか8ピンか、コンデンサーの品質などがあるがここでは省略する。
 
詳しくは、参考雑誌1,2へ。

>> キーワード <<
 ASUS、 GIGABYTE、 チップセット


メモリ


メモリは、選ぶ項目として、

 規格動作クロック容量、、バルク品かバルク品でないか

がある。

規格は、
 僕がこの記事を書いている時点(2008年8月)では、DDR2-SDRAMが主流。後継の規格としてDDR3-SDRAMがあるが、現在では非常に高価なので、現時点ではDDR2-SDRAMが無難。

動作クロックは、
 簡単に言うと、動作クロックによってデータの転送速度が変わってくる。いくらCPUのクロック数が早いといってもメモリの動作クロックが遅ければ、それがボトルネックとなって処理速度は頭打ちになる。
 
 現在では、800MHzのものがコストパフォーマンスが最もいい。逆に、性能が1つ上の1066MHzのメモリはまだ高価。現時点では、800MHzのものが無難。

容量は、
 容量は、使用するOSによって決まってくる。現時点ではまだデファクトスタンダードのWindowsXP 32bit版では、32bit分のアドレスしか認識できない。

 だから、実質4GBのメモリしか使えない。だから、OSが認識できる最大の容量を確認してから購入する容量を決める必要がある。

 もし、ERAMなどで仮想メモリ領域を作成するのであればOSの認識限界より少し多めの容量を購入してもいいかもしれない。

バルクかバルクでないかは
 この違いは単に、保障が付くか付かないかの違い。

 バルク品は保障がつかない。一番安くすませたいなら、僕の選んだUMAXとかのブランド品を選ばず、ノーブランドのバルク品が最も安い。まあ、ブランド品は好みで選べばいいと思う。

>> キーワード <<
 規格動作クロック容量、、バルク品


グラフィックボード


僕の購入したグラフィックボードのパッケージの写真

グラフィックボードの写真


グラフィックボードは、パソコン内部で行った処理の結果を画像としてディスプレイに表示するためのパーツ。

搭載するグラフィックチップ(僕が購入したものだと GeForce 9600 GT にあたる)がCPUからの描画命令を受け、グラフィックメモリー上に指定された映像を描画し、これをディスプレイに出力する。

選ぶ基準としては、上でも出てきたグラフィックチップのグレードで値段が大きく3つに分けられる。ローエンド、ミドルエンド、ハイエンドの3つだ。

僕の選んだ GeForce 9600 GT はミドルエンドの製品。それでもセールで15000円した。無駄遣いかもしれない。マザーボードより高いんだから。

グラフィックチップを作っているメーカーもCPUと同じように2大メーカーがある。ATINVIDIAだ。ATIはRadeonシリーズ、NVIDIAはGeForceシリーズをラインナップしている。どちらかというと、評判はNVIDIAがいい。

上のグラフィックチップを選べば自然と値段も決まってくるので、まずチップを選ぼう。

あとは、ブルーレイなどの再生に不可欠なコンテンツ保護機能「HDCP」にも対応しているかを確認する必要がある。最近(2008年8月)では発売されるほぼ全てのグラフィックボードは対応している。これがないと、地上波ディジタル放送チューナーを持っていてもディスプレイで見れないなどのトラブルが起こる。

※注意点
巨大なヒートシンクやファンを搭載しているグラフィックボードはPCI2スロット分のスペースが必要になり、PCIスロット1つが使えなくなるので注意!!!

>> キーワード <<
グラフィックチップ、ATI、NVIDIA、Radeon、GeForceHDCP

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組み立て方

<パソコンの組み立て方>

上記に示したことを参考にパーツを選んだら、パーツを組み立てていく。参考雑誌1,2に非常にわかりやすく写真入で組み立て方が載っているので非常に参考になる。初めて組み立てる方は、手元に1冊参考雑誌などを用意することをオススメする。

詳しくは、僕が今度パソコンを組み立てる機会に詳しく述べていこうと思う。

 

パソコンのオーバーホール(大掃除)のやり方

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参考雑誌参考雑誌

パソコンの自作 2008年 07月号 [雑誌]

パソコンの自作 2008年 04月号 [雑誌]

<解説>
WinPCを発行しているところが別冊として発行しているもの。

自作するに必要な知識を丁寧に解説している。

それぞれの号には、その時々の最新のマザーボードやCPUについて書いてあって、商品を選びやすい。

商品についてはもちろん、HDDやマザーボードの仕組みなどが解説されているページもあり、非常に勉強になる。
このページではわからない細かい組み立て方なども詳述されていて、自作する際にそばにあると非常に助かる雑誌。

雑誌 DOS/V POWER REPORT
雑誌 WinPC


<解説>
月刊のPC雑誌、新しいCPUやマザーボードなどの最新製品についてベンチマーク結果や編集者の評価が載っている。1冊 1000円するので、定期購読するよりは、気になったトピックが特集されていたら買う感じがいいと思う。

毎月月末に発売なので、新しいCPUや新しいチップセット搭載のマザーボードが発売されたら商品を買う前にチェックすると間違いの少ない堅実な買い物ができる。

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