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初心者向け技法書の話


技法書は欧米のものに限る!‥‥もちろん日本語訳版(笑)

日本の画家の書かれた本も全然ダメとは言いませんが
制約を多く感じてしまいます

特にまるっと何もわからない状態(私が始めた頃の状態)では
どれを見ても「とっても不親切!」「とっても偏見」
などと思ってしまいました。。。

ある程度絵を描いてきてから「ああ、なるほど」と
なんて思う事はありましたが、初心者には理解しがたいんです
分かってる人には常識が、新人にはわからない事ってあるでしょ
それですよ

教室では先生が目の前にいるから理解が早いけど
文章では自分で理解するしかないんで辛い事もあります

>絵の具は初心者はとりあえず24色セット‥‥無駄な色が多い
>構図の取り方‥‥描きたい物が中心でいいじゃない
>まずは静物から‥‥描きたいものを描けばいいじゃない

本を手にする本当の初心者は、まず描きたいって気持ちを満足させたいんだから
まず最低限の準備と予備知識を与えてくれる本がほしい
それと教科書じゃないんだから、読み物としても面白いものがmore betterよ

そんなわけで私が選んだ本は

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マール社

グラハム・スコールズ著

「グラハムおじさんの風景画教室」

1359円(税別)

グラフィック社

マリリン・シマンドル著

「水彩画光と影のテクニック」

3000円(税別)

MPC

ジェラルド・ウッズ著

「よくわかる水彩学校」

2400円(税別)

この他にも「アルウィンの水彩画教室」(3500円くらいだったかな?)もお勧めです
これは真面目にしっかりと基本から学びたい人向け(私は図書館で読みました)

この中で私の一押しはマール社の「グラハムおじさんの風景画教室」
興味のある所から拾い読みして見ているうちに絵が描ける!
何より・・・安い!
初心者の最大の懸念事項の一つ‥‥それは
いつ、飽きて辞めてしまうかわからない。という事

そんな心理状態では高い本ほど買う時に躊躇しますよ。もともとこの手の本は高価だし。
「グラハムおじさん」では絵の具は 6色で最低限まかなえるって描いてあるのも
初心者には経済的!
他の「やさしい‥‥」とか「初めての‥‥」などの本は描く時の迷いを増幅させます

あくまでも私的見解ですが、これから本を買おうとしている人・参考にしてください


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