観測値をAPRS網へ

WS-2308にはWindows用のHeavy Weatherというソフトが付属しています。
ベースステーションからの観測値を受け取り表示したり、画面をキャプチャしてホームページにupしたりする機能があるようです。
試しにノートパソコンにインストールしてみましたが、Heavy WeatherのCOMポートの設定がCOM1〜4に対応しているのに対し、私のUSB⇔RS-232C変換ケーブルのポートがCOM6となってしまうので、残念ながら実際に動作させるまでには至っていません。
ですので、WMR100のようにUI-VEWと簡単に連携が可能かは未確認です。


私がAPRS網にウェザーデータを送出している環境は以下の通りです。

  • Xastir 1.9.4

  • open2300 1.10

  • mysql 4.1.22

  • open2300db2APRS


Xastir
Linuxで動くAPRSクライアントです。
open2300
WS-2300シリーズ内のメモリをダンプしたり、特定の値を書き込んだり、データベースへの書き込みを行ったりという10種類くらいの細かなプログラムの寄せ集めです。その中の一つのプログラムmysql2300で、ウェザーステーションの観測値をmysqlのデータベースへ書き込みます。よって、mysqlのインストールは必須です。
mysql
オープンソースデータベースです。最新版は5.1ですが、最低限の機能があればいいので4.1を使いました。
open2300db2APRS
mysqlのデータを監視し、最新のデータに変更があった時にXastirに渡します。

データの流れはこんな感じ  WS-2308 →(mysql2300)→Mysqlデータベース→(open2300db2APRS)→Xastir です。


open2300db2APRSは起動しておけば常にMysqlデータベースを監視し続けますが、mysql2300は定期的に実行するような仕組みにはなっていないので、cronで定期的に実行されるように設定する必要があります。



画面

XASTIR.JPG - 16,263BYTES


観測値

このシステムでAPRS網へ送出している私の気象データを見られるのがこちらです。


注意

本ホームページで行っている気象観測は、個人が趣味の範疇で行っているものであり、いかなる計測値もその正確さを保障するものではありません。
また、本ホームページに書かれていることを実践し損害等が発生した場合でも、ホームページ作成者は一切その責を負いません。