設置

せっかく設置するのなら、できるだけ正確な観測を行いたと思うのは誰もが考えるところです。
正式な観測方法は気象庁のページに記載されています)

屋外の気温・湿度センサーは、簡易なカバーに覆われているだけなので、常に雨・風に晒される場所に設置するのも気が引けます。 直射日光も気温計測に影響しそうなので避けたいところです。

最初は2階のベランダ(南面)の軒下に設置しました。
確かに雨も直射日光もあたりませんが、風通しが悪く建物に近いせいか、かなり熱がこもるようで、昼間の最高気温は気象台の発表+10℃にもなってしまいました。

雨に晒されずに直射日光も当たらない、しかもある程度の風通しは必要・・・・・ 気象観測といえば百葉箱しかないでしょう。

ネットで検索すると、一応市販はされているようですが大きいし高価です。

木製で工作できそうなので、ホームセンターで工作用の木材を買ってきて作ってみました。
屋外の気温・湿度センサーユニットが入ればいいので、大きさは(幅)15cm×(奥行)20cm×(高さ)30cmです。

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接着剤と釘で半日で作ったにしては、そこそこの見栄えです(自画自賛モード)。
少しゆがんでいるのは、図面も書かずに現物合わせでつくったためで、ご愛嬌・・・。

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中はこんな感じ


Uボルトで、ベランダのアンテナポール(物干竿)に取り付けました。

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風向風速計は風通しの良いところということで、アンテナポール(物干竿)の上に取り付けました。
地上高は約8mくらいでしょうか、北東方向は多少屋根の影響を受けるかもしれません。

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防水が可能なところは自己融着テープを巻いておきました。写真では見えませんが、風向風速計のケーブル取り出し口もホットボンドで固めてあります。

名古屋地方気象台のアメダスと比べると最低気温は少々低め(設置場所が田舎だから?)ですが、最高気温はいい感じです。